「7500」を冠した出玉全振りスペック、その第2弾としてゆゆゆが登場した。一撃7500個という看板は派手だ。だが、同じく7500を売りにする賭ケグルイを打ったことがある人ほど、ここで身構えるかもしれない。「7500って、どうせ辿り着くのが地獄なんだろ」と。
結論から言う。ゆゆゆは違う。入口は、賭ケグルイよりずっと軽い。ただし、別の場所に重さが移動している。同じ「7500」という看板の裏で、何がどう違うのか。数字で並べてみる。
スペック
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 大当り確率 | 約1/349(RUSH中 約1/96.3) |
| 初当り出玉 | ALL1500個 |
| 真・勇者RUSH突入率 | 約51.5% |
| 真・勇者RUSH継続率 | 約70%(ST115回) |
| 大満開RUSH継続率 | 約76%(ST135回) |
| 7500個の出どころ | BONUSジャッジの約25% |
2種+2種タイプ。複数媒体で数値は一致している。
構造の解剖:7500は「入口」ではなく「奥」にある
① LTに「入るまで」は軽い
通常時に大当たりすると、その51.5%で「真・勇者RUSH」へ突入する。約半分だ。賭ケグルイの実質LT到達12.5%と比べると、4倍以上入りやすい。「7500系は入口が地獄」という思い込みは、この台には当てはまらない。座ってLTを拝むまでのハードルは、むしろ低い部類だ。
② では7500はどこにあるのか——多段階の奥地
軽いのは「RUSHに入るまで」であって、「7500を取るまで」ではない。ここを混同すると痛い目を見る。
7500個を手にするまでの道のりはこうだ。まず真・勇者RUSH(継続率約70%)に入り、その消化中に大当たりを引く。当たると約75%で「BONUSジャッジ」に入り、そのジャッジの約25%を引いて初めて7500個+上位の大満開RUSHに到達する。残りの75%は1500個だ。
つまり7500は、RUSHに入ってから、さらに「RUSH中に当てる→ジャッジ75%→その中の25%」という多段階の先にある。入口は軽いが、7500そのものは奥深くに置かれている。
この継続率、真・勇者RUSHが約70%、大満開RUSHが約76%。頭の数字だけ見てもピンと来ないと思う。当ブログの連チャンシミュレーターで「結城友奈は勇者である」を選んで、継続率を動かしてみてほしい。70%と76%が、それぞれ何連を意味するのか、体感で掴めるはずだ。
連チャン確率
シミュレーター
継続率をいじって、RUSH/LTが何連するかを試せます。下を開けば「そもそもLTに辿り着く確率」まで見られます(覚悟はいいですか)。
N回以上 続く確率
RUSH/LTに入った後、N回以上当たる確率です。
| 継続回数 | 確率 | 体感 |
|---|
p ÷ (1 − p) 中央値 = log(0.5) ÷ log(p) N回以上 = p の N乗LT(RUSH)到達までの道のり
通常から「LT+N連」までの通算確率
ヘソから打ち始めて、LTに入り、さらにN連する確率です。
| 到達点 | 確率 | 通算 |
|---|
③ この台の「重さ」はどこにあるか
賭ケグルイの重さは「入口」にあった。12.5%の壁を越えないと、そもそも7500のステージに立てない。
ゆゆゆの重さは「奥」にある。入口は51.5%で軽々越えられるが、7500は多段ジャッジの果てにあり、しかも継続率が70〜76%とLT機としてはやや低め。RUSHに入っても、7500に届く前に連チャンが止まることが多い。重さの置き場所が、賭ケグルイとはちょうど逆なのだ。
LT3.0規制から見た立ち位置
LT3.0は総出玉の大部分をLTで取らせる規制で、各台は突入率と出玉のバランスでトータルの期待値が揃うよう設計される。
賭ケグルイは「突入を極端に渋くして、入れば7500が近い」設計。ゆゆゆは「突入を甘くする代わりに、7500を奥に置き、継続率も抑える」設計。入口の重さと、奥の重さ。同じ7500の看板でも、規制の枠内でつじつまを合わせるルートが正反対になっている。期待値そのものが大きく違うわけではなく、プレイヤーが感じる「しんどさの種類」が違う。
で、どう捉えるか
向き不向きは、あなたがどんなストレスに耐えられるかで分かれる。
「そもそもRUSHに入らない」のが一番つらい人には、ゆゆゆは向く。51.5%で入るので、座ってから何も起きずに飲まれる徒労感は少ない。RUSHに入って演出を楽しみたい、という遊技性重視の人に合う。
逆に、「入ったのに伸びない」のが我慢ならない人には向かない。継続率70〜76%は決して高くなく、7500も奥にあるため、RUSHに入っても淡々と終わることが多い。一撃を確実に狙いたいなら、入口は重くても出玉が近い賭ケグルイ型のほうが、刺さったときの満足度は高いだろう。
「入らないストレス」と「伸びないストレス」、あなたはどちらが耐えられるだろうか。
まとめ
ゆゆゆは、7500の看板とは裏腹に、入口(突入51.5%)は軽い。重さは「7500までの多段階の奥行き」と「やや低めの継続率」にある。賭ケグルイが入口で殺す台なら、ゆゆゆは奥で焦らす台だ。同じ数字を掲げていても、構造はまるで別物。次回は実際に打って、この「奥の重さ」が体感とどう一致したか、実践日記で答え合わせしたい。


